学生の頃に読んでいた雑誌をふらっと立ち寄ったマイン内の丸善書店で見つけた。
KINARI MAGAZINE
当時から(失礼ながら)売れている様子もなかったけれどインディー感溢れる特集に惹かれて買っていた記憶がある。
田舎に帰ってきてからも丸善書店にはなぜか売っていて、売れている記憶はないのだけれど売っていることは知っていた。
今回のインタビューは、坂本慎太郎さん。いわずと知れたゆらゆら帝国のボーカルだった人。まだこの雑誌作っていたのかという驚きと好きな歌手の特集ということで思わず手が伸びた。
期待していた坂本さんのインタビューでは脱力感漂う会話の中で、かっこいいこと言っていて心に残る言葉があった。
こういうたまたまな出会いの中には、結構いいことが潜んでいる気がする。心の向くままに行動してみるといい結果が待っている時が多い。
例えば、無意識的にやりたいことが浮かんでくることがある。そんな時、具体的なイメージが湧くならそれはきっとうまくできると思う。変な話だけど、頭で完璧にイメージできることは身体も完璧にやってのけてくれる。
実体験でいうと、成人式でのスピーチは公募があった時、自分が式辞を読む姿を自然と想像できた。シナリオから完全に頭がイメージしてしまって、応募したら実現した。逆にイメージできないのに欲が勝って、無理に実現しようとしたら大失敗した経験もある。
さて、先日お客さんから薦めてもらっていたベスト・キッドを観た。
ミヤギ先生が言っていた。
「完璧なイメージを描くのだ。
心の中から出たのなら、常にそれが正しい。」
なんとなくそんな気がする。
2024.7.23 雑記