旧友との再会

雑記帳

いつからか車が好きになった。免許を取った頃とか、社会人になりたての頃はそこまで気にならなかったのだけれど、今はいろいろな車が気になる。そこにも好みは出るようで、古めの車が好き。

近頃、息子も車が気になるらしい。ショッピングモールに行けば必ずトミカコーナーへ直行する。対向車も気になるようで「あれ何?」とよく聞いてくる。だから、絵本の代わりにカーセンサーを買って帰るようになった。男の子は夢見がちな傾向にあるのだ。夢を見るから生きていられる、そう思う。いつだって、かっこいい車に乗りたいのだ。いつだってかっこよくありたいのだ、と思う。

この連休中、学生時代の友達が訪ねてきてくれた。店で待っていると遠くから重そうなエンジン音が聞こえてきて、真っ赤なボルボがやってきた。240セダンというやつだ。例え衝突事故があったとしても車内の人間はけがしないほど堅強なボディの車。京丹後市内でも240GLに乗っている人はいるがセダンは見たことがない。真っ赤ではなく、クリームっぽい赤色が年代を感じさせ、またよい。ほんといい趣味してると思う。

積もる話があった気がしたが、結局、車を眺めながら珈琲を飲んで、車の話をした。かれこれ1時間程度話した後、彼らはヴォヴォヴォーと帰っていった。

店内に戻ると、赤い焙煎機と赤いミルが嫉妬していた。“俺たちだって赤くてイケてるぜ”

大丈夫。ぼくにとって大切なのは君たちだからと友情を確かめ合ってぼくは店を後にしたのであった。

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