コーヒーの好みを見つける際にまず大切にしたいのは、品種と精製方法です。
今回紹介するのは、コロンビア産コーヒーです。
品種はティピカで、精製方法はウォッシュド(水洗い)です。

さて、コロンビアというとブルボン(品種名)が有名で、私もこのティピカに出会うまではブルボン一辺倒でした。
ティピカはとても品のある味わいできれいな酸味があります。
中でもこの豆は、甘くてキレのよい酸味が特徴です。また、ジャスミンのような香りも持ち合わせています。
綺麗だけど豊かな味わいを併せ持つため、当店では「こくまろ」とジャンル分けしています。
この豆はコロンビアの標高の高い生産地で栽培され、昼夜の寒暖差があるため果実がゆっくり熟します。
植物は夜が寒ければ昼に使った養分を消費しないため、果実に甘味がのってきます。
口に含んで目を閉じれば、太陽の光を浴びるコーヒーノキが想像される、そんな印象を持つ明るい印象のコーヒーです。

おすすめありますか?と聞かれたときはまずこの豆を紹介します。
酸味がいける口の方にぜひともお試しいただきたい豆です。
【販売価格】
200g 1,280円
500g 3,100円
1kg 5,900円